睡眠はとれていますか?

気づけば5月。世はゴールデンウィークですね!

久々にコロナの制限が無い中で迎える大型連休。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

私はといえば、お仕事以外のほとんどの時間を保護猫達の里親さん探しに明け暮れ、施設に送られる最終期限も迫る中、バタバタの毎日を過ごしておりましたが、19匹いた猫達、沢山の皆さまにご協力いただき、全ての子の引き取り先が見つかりました。本当に有難く感謝申し上げます。

そしてホッとしたのも束の間、実は家族に大変な事がおきてしまいました。

先週の木曜日、夕方仕事から帰ると母が洗面台の前で倒れていました。反応も鈍く、様子から頭だと予測できたので、すぐに救急車を呼び、そのまま救急センターへ入院となりました。

診断結果は脳出血でした。

その日は何とかこちらのいう事も理解できていましたが、翌日には左半身が完全に麻痺し、言葉もろれつが回らなくなってしまいました。幸いな事に手術は回避でき、そのまま病状は安定していますが、何せコロナ禍。家族は入院した日を最後に一度も面会はできず、時折、主治医の先生から病状についてお電話をいただくのみで、何とももどかしい日々を過ごしています。

実は最近、母の様子が少しおかしかったと後になって気づく事が多々あり、「いくら寝ても疲れがとれない。」などと話していた事もありました。母の友人や周りの方にもそのようなお話を聞く機会が良くありました。

春先あたりから、教室でも数人の生徒さまから睡眠のご相談を受けております。

「睡眠」。生きる上で本当に「要」に値するものです。もし、不安を感じていらっしゃいましたら、以下のガンダーリさんの記事をぜひお読みください。そして、「和みのヨーガ」で身体の流れや気の流れを良くしてあげてくださいね♪

睡眠の大切さは、昔からいわれ続けています。みなさんの、睡眠の質と量はどんな感じでしょうか?

・眠らないで、やりたいことをやる。

・眠らないで、楽しいことして遊ぶ。

・眠らないで、仕事のことを考える。

・昼間動いてないから、眠れない…。等々はありませんか?

私達は、お風呂に入り表面の垢を落とします。もしも、そのまま、汚れたままだったらどうでしょうか?

溜まった垢(老廃物)は、目に見えるので流石に、お風呂嫌いの人も流し落とそうとします。目に見えない身体の中でも、同じように老廃物が溜まっています。

その老廃物を外に排出する働きをしているのが、リンパ液です。身体中に、リンパ管が張り巡らされて、老廃物を集めては、外に出します。

でも、脳には、リンパ管がないのをご存知ですか?脳には、リンパ管を格納するゆとりがないのです。それで、とても素晴らしい仕組みを作っています。

脳脊髄液(CSF)に、老廃物を吸収させ、他の排泄物と共に血液中に排出するようになっています。

リンパ管がないので、リンパ液は血管の外壁沿いに脳中を流れ脳内に入り込んでゆきます。

しかし、このでき事は、『眠っているときにだけ』起きるのです!

眠ると脳細胞自身が縮み、脳細胞間の隙間が広がることで脳脊髄液(CSF)が流れやすくなるのです!つまり、睡眠は、脳を回復して浄化しているのです。

もしも、眠らないと、どうなるかというと…、修復や浄化が行われず、滞りができて、詰まりなどが出来てきます。

例えば、老廃物のアミロイドβ(タンパク質)が、排除されるかわりに蓄積されると、アルツハイマーなどの要因となってゆきます。

昼間体を動かさないから、眠れない、頭を使い過ぎているから興奮して眠れない…。そんな方が、和みのヨーガをするとぐっすり眠ることができて、様々な症状が消えてゆきます。

もちろん、手当てそのものにリンパ液、血液、氣の流れを良くする働きがありますが、脳脊髄液の流れを整えたり、ぐっすり眠ることができるのも大きな力になっています。

夜眠れないからといって、『睡眠誘導剤』を飲む方がいらっしゃいますが…、頭がぼんやりとして記憶が無いだけで、本当の意味で眠っているわけではありません!当然修復、浄化は行われていないことになります。(-_-;)

睡眠薬を常用していると、世界がモノクロに見えて来てしまいます…、自らの力を失ってゆくことになるのです!

今日は、少しだけ難しい話になってしまったかもしれませんが、昔から言われていることには、大切な『真理』が含まれています。今は、科学が後追いで、それを証明しています。

これからの連休、昼間しっかり体を使って、夜はぐっすりと眠ってくださいませねm(__)m

疲れ過ぎて身体に偏りがあったり、偏り疲労があると睡眠の質は下がります(T_T)

ゆっくり全身をトータルにゆるめてお休みくださいませm(__)m